あなたの自然治癒力は高いでしょうか?

全ての人間には自然治癒力が備わっています。この力のよって身体の不具合は改善、修繕され元の状態に回復されます。

例えば病気のとき、風邪を引いた場合ではクシャミ、鼻水、咳など、これらのひとつの症状が出ても薬も飲まずに治ってしまう方もいれば、市販薬を何日も飲んでいても症状はどんどん悪化し病院へ診察行くことでやっと治る方もいます。
また病院の処方薬でも改善されずに薬を変え...よって罹患期間がかかり様態が悪化し入院になる場合もありますよね。

同じような風邪の症状でも、同じ処方でも直ぐに良くなる人、ならない人がいます。回復力がある人と、ない人...この違い''個人差''はどこから来るのか?
整体でも同様で、腰が痛い人でも膝痛の人でも早く良くなる人、時間がかかる人がいます。

私が施術者として感じることは全般的に老人より若者、女性より男性の方が施術に反応しやすく感じます。しかし同性で同じ年代の人でもかなりの違いがあります。やはり自然治癒力は性別や年齢ではない。人間としての個体差に注目していくと...

栄養状態の良い身体と、栄養状態の悪い身体

人間は空気、水、栄養で生命を維持しています。この3つの中で一番''個人差''があるのが栄養。栄養で身体が出来ていることは誰もが知っていることです。

私たちの身体は命ある限り新陳代謝を繰り返しています。細胞の新旧交代が行われています。髪の毛の抜けおちて新しい髪が生えたり、古い角質の皮膚が垢となり剥がれ落ちたりするターンオーバー。目に見えない筋肉や骨、血管や血液、内臓の細胞も毎日毎日、新陳代謝しています。

この新陳代謝する材料は、7割を今までの古い細胞を分解して再利用し、3割を新しい材料としているといわれます。
新しい材料とは、新たに摂取した栄養素です。

栄養が満ちた身体=栄養状態が良い状態だと1日に細胞5,000億個もの新陳代謝をスムーズにして若さや美容、健康を保ちます
=身体の修復力が高い、治癒力が高い。

栄養素が少ない=栄養状態が悪い状態だと古い材料の再利用で出来上がりますので、質の悪い筋肉や骨、臓器...このことが回復力のない筋肉や弱っていく臓器に繋がっていく...
=身体の修復力が低い、反応出来ないくらい低い治癒力。

壊れた身体を治すために栄養が足りていないのだから、効率よく補給すればよいでしょう。代謝をよくすることが健康体になる根本要因に間違いありません。

必要な栄養素がとれてる?